今回は猫のヒゲについて調べてみたいと思います!

 

『猫のヒゲ(触毛、しょくもう)は、猫の感覚器官として非常に重要な役割を果たしています。ヒゲはただの飾りではなく、猫の周囲の環境を探知し、ナビゲーションや狩りにおいて重要な感覚を提供します。』

では、少し細かく見ていこうと思います。

 

ヒゲの構造と配置

猫のヒゲは、鼻の周り(上唇)に左右それぞれ約12本ずつ生えていますが、その他にも目の上アゴの下前足の後ろ側にも存在します。これらのヒゲは、単なる毛ではなく、根元に多くの神経が集中している特別な構造を持っています。これにより、ヒゲは非常に敏感で、空気の流れや物理的な接触を感知することができます。

 

ただ、沢山生えていたり可愛い顔の一部というわけではなく、重要な意味があるようですね。

 

そして役割が沢山あるようなのでいくつか並べてみます。

 

空間認識
  • 猫のヒゲは、物体に触れたり、空気の動きを感じることができ、これによって猫は狭い場所を通れるかどうかを判断することができます。特に、暗い場所でもヒゲを使って障害物を感知し、安全に動き回ることができます。
狩りや防御行動
  • 猫が獲物を狩る際、ヒゲは獲物との距離感を正確に把握するために使われます。また、ヒゲを使って獲物の動きを感じ取り、素早く反応することができます。攻撃や防御の場面でも、ヒゲが役立ちます。
バランス感覚
  • 猫の前足の後ろにもヒゲがあり、これによって猫は自身の体の動きやバランスを敏感に感じ取ることができます。この機能は、猫が素早く移動したり、狭い場所を登ったりする際に特に重要です。
ヒゲと感情の関係
  • 猫のヒゲの動きは、猫の感情状態を示すことがあります。例えば、リラックスしているときはヒゲが自然に垂れていますが、緊張したり警戒しているときは、ヒゲが前方に突き出されることがあります。
ヒゲの成長と再生
  • 猫のヒゲは通常の毛と同様に成長し、古くなったものは抜けて、新しいヒゲが生えます。成長サイクルは通常の体毛よりも長く、非常に慎重に育つため、完全に再生するまでに時間がかかることがあります。

 

猫のヒゲは可愛いだけではなく、とても重要なモノだということがわかりました!

感覚器官としての機能が非常に高く、ほとんどの動作のアンテナをしているようですね。

 

ヒゲを切ったり過度に触れたりすることは避けた方がよさそうです。

避けた方がいいというより先に猫自身に怒られてしまいそうですが。。。